【特集】「マリアンヌの器」シリーズ

2025. 7. 12

その人の器(うつわ)が、
作りあげる器。

 

器(うつわ)とは、「うつ(移す)」と「わ(物)」が結びついたと考えられています。つまり、何かを一時的に受け取って、次に渡すものが「器」です。古代中国では「才能」や「人格の大きさ」も意味しましたが、要は、才能や人格とは、受け取ったものを、次に渡す「力」のことだと考えられていたのでしょう。

そこで、マリアンヌの器(うつわ)です。彼女は、自然が与えてくれる「何か」を、限りなく空白の状態で受け止め、それを限りなく着色しないで引き渡したい、と考えて、このシリーズを作りました。そこに、役割に徹する潔さと、受け入れて、支えて、引き立ててあげて、自らは背後にひかえて空白を楽しむという、彼女自身の器の大きさが、そして優しさと哲学が見えてきます。

この空白の食器を、あなたの器で受け入れてください。そして器を通じて、食べることを通じて、自然の「力」のリレーションを完成させてください。

 

→特集ページ「マリアンヌの器」シリーズ   はこちら